2006年サイクルレース
- 2006取手グランプリ(12月17日,取手競輪場,曇)
- 取手サイクルクラブ恒例の取手グランプリです。が,(またまた言い訳ですが)前回のレースと同様に病み上がりです。10日ほど前からの風邪に引き続いて急性中耳炎を併発してしまいました。鼓膜切開したものの完治せず,左耳の聴力はかなり落ちています。10日乗らないとタダの人になってしまいました。にも係わらず,50×15Tの大ギアを装備しました。
レースは4周回1600mです。選手は年齢と脚力(?)別にA級6人とS級7人に分けられました。私はS級に入れられました。車番は3で出走し,3番手を維持して周回していきます。残り600mでギア掛けようかと腰を上げると,外から捲ってきます。ここでは3番手をキープしています。何とか付こうとするも,3コーナーでもう一度踏まれて離されていきます。離れていきます。ホームの直線で一所懸命に踏むのですが,のこり30mで足が回らないのがよく分かります。インから刺されるのをなんとかしのいだつもりですが...。しかし,結果は4着に終わりました。久しぶりに最後まで踏んだケイリン(競輪)でした。
今年も大きなケガもなく終わりました。ただ,このレース後に持病の右膝が痛くなりました。40年前の関節半月損傷をそのままにしているのですが...
- 第45回茨城県サイクル大会(11月26日,取手競輪場,曇)
- 前回のレース後,2週間は軽いギア(49×17T)でのキャパシティートレーニングを,その後に49×15Tでパワートレーニングという練習メニューを試してみました。49×15Tに戻した時に「なんだこりゃ」というほどの重さを感じました。「こりゃダメだ」という感じのままレース三日前のレスト期間のことです。自転車の手入れをしていて,腰を伸ばした時にギックリ腰を患ってしまいました。アイシング,バンテリンと安静でなんとか日常生活に不便を感じないところまで回復しました。こんな体調でレースに臨むことになりました。
当日はブルブル震えるような寒さでした。腰の不安が取り切れないので48×15Tにギアを落としました。プロ競輪選手(大薗選手)のホルダーでスタートしますが,思いきり踏むにまでは至りません。150m辺りまでダンシングでいき,座ってしまいます。今日は敢えてサイクルコンピュータをセットしてないのでどのくらいのスピードが分かりませんが,45キロも行ってなかったかもしれません。それでも,半分くらいまでは我慢して行きますが,600mではしっかりとタレました。鼻水を垂らしながらのゴールのあとは乳酸で大腿四頭筋,大殿筋がコチコチになっていくのが分かりました。ケガしなくてよかった〜,という思いです。やはり,自己ワースト4の記録でした。今年は20秒台の声が聞かれなかったです。さて,さて,来年は...
ケイリン40歳以上の部の予選は7車だての7番車。3組で3位までが決勝進出です。ギアを替えようかとも考えましたが,そのままの48×15T。4周回ということで,誘導が離れると,外から出て行きますが,その後バックでちょいとおいていかれます,2センターで,このギアと今日の足ではもたなさそうだから「や〜めた」と棄ててしまいブービーでゴールです。全くの戦闘意欲に欠けたレースでした。レースにもなっていなかったか。
休む暇もなく,チームスプリントです。メンバーは56, 46, 60歳のロートルです。3走を任されてのスタートです。1人抜けての2走はバックでコースを外れかかり「レレレ,まさか辞めるんじゃ」と思ってしまいますが,ホームで早めの退避です。ここから踏み直して1センターを回りますが,やはり2センターから大タレです。記録は2002年に初めてピストを体験したときと同じようなものでした。チームスプリントで1200mは長いですね。このごろは200mで交代のハーフチームスプリントも行われていますが。
- 1kmタイムトライアル 1分24秒82
- ケイリン(40歳以上の部)予選 6着
- チームスプリント(上原,日高,高井) 1分42秒40
- CSCトラック自転車競技大会2006秋(10月15日,伊豆市,晴)
- 今回は前日に箱根に立寄り,金時山のハイキングを楽しんできました。ハイキングのついでにレースなのか,レースのついでにハイキングなのかわかりません。当日の朝は,膝はガクガク,頭は二日酔い状態です。受付は自転車仲間がやっておいてくれましたが,競技場につくとすでに試走時間は終わっていました。晴れてはいるものの台風18号の影響か,風はかなりなもので,やや肌寒い天候です。とにかくもローラーをたっぷりと30分漕いでからだを暖めます。
1kmタイムトライアルは最後から3番目の単独スタートです。バックからのスタートは第3コーナーが強い横風で,ディスクホィールではふらついてしまいます。意外にからだは軽い感じです,いわゆるキレがあるというやつです。追い風で休み,向かい風で踏んでいるつもりですが,例によってゴールはヘロヘロです。でも,エバラ黄金のタレにはならなかったと感じました。スタート前のからだの状態と天候状態では23秒が出ればいいかなと思っていたのですが,開けて見れば今季のベストタイムです。夏からのトレーニングの効果が出たのでしょうか? 還暦をちょうど一月前にむかえたので,家族が赤水玉のヘルメットを,学生たちは赤ジャージを贈ってくれました。これが背中を押してくれたのかもしれません。
昼休みには近くの豆腐料理屋に出掛けました。あくまでもいい加減な試合ですね〜。こんなにリラックスしたレースはなかったですね。午後のケイリンはカテゴリーの参加人数が少なかったので,70歳代クラスと一緒に走ることになりました。60〜65歳未満クラスが3名,70歳代クラスが2名の5車立てのスタートです。が,スタート直後で落車があり再スタートとなりました。番手についてのラスト600mで思い切って仕掛けました。これが当たり,後は逃げ切って見事ブッチギリで頭を取りました。実は,メンバーを見ると強豪が出てなくて,当日のTTのタイムからして「これはイケル」と密かに思っていました。このカテゴリーでは一番若い年齢なので勝って当たり前とばかりにカミさんには「大人げないね」なんて辛口の批評をいただきました。
- 1kmタイムトライアル 1分21秒562 カテゴリー(60〜65歳未満)1位(1名出走)/総合17位(48名出走)
- ケイリン決勝 カテゴリー(60〜75歳未満)1位(5名出走)
- JCRC 2006年度第5回トライ・ザ・バンクin大宮(8月6日,大宮双輪場,晴)
- 3週間連続のトラックレースの最後のレースとなりました。先週バーストしたディスクホィールのタイヤも張り替えてもらいました。前輪も寿命ということでこれも張り替えてもらいました。これだけの出費だから元をとろうなんてガッツは最近トンと鳴りを潜めています。せめて21秒を出せればと,大宮入りです。1kmTT,ケイリン,4000m個人追い抜きに申込しました。
1kmTTは敢闘門までをとにかくダンシングで攻めていきますが,スピードメーターは50km/hです。例によって,どんどんスピードは落ちていきますが,ゴールではなんとか44km/hです。いわゆるケツ割れで歩くのもシンドイくらいですが息は思ったほど上がりません。密かに「やったネ」と思いきや,22秒です。おかしいな〜,スピードメーターが狂っているのでしょうか? 先週のタイムよりは1秒半ほど早くなっているのは,ディスクホィールの効果でしょうか,それとも500バンクのせいでしょうか。
続く4kmIPの予選は,2kmTTの上位4選手が勝ち上がりです。ですが,申込選手数がそれほど多くないとのことで,午後の決勝で全員が4kmを走ることになりました。オイオイ,話しが違うヨ。
午後の部のケイリン予選はシニア組中心の7車立てで,3位までが予選通過です。ジャンが鳴りますが,全く踏む気が起こりません。いつもの悪い(?)クセが出ました。とにかくも4kmIPに照準を合わせます。
そのIPもスタートしてみれば,脚は重くバックの向かい風では36km/hになってしまいます。3人が10秒間隔で時差スタートしたのですが,3人目に抜かされ,ゴールでは2人目に追いつかれてしまいました。2人目にはなんとか抜かされませんでしたが...
- 1kmタイムトライアル 1分22秒12(25位/47名)
- ケイリン予選 6位落選
- 4km個人追い抜き 6分12秒05(8位/9人)
- CSCトラック自転車競技大会2006夏(7月29日,伊豆市,晴)
- 今回は翌々日に家族旅行を控えていたので,1日目の独走だけに出場しました。空気圧を目一杯の15kg/cm2にしてローラーでアップしていると,突然の後輪のバーストに見舞われました。1kmTTの招集はかかっているし,ホィールは交換しなければならないで,完全にモティベーションが萎えてしまいました。どうにかこうに練習用のノーマルホィールに交換しての出走です。それでも気を取り直してスタートするも,脚は回らずどんどんスピードは落ちていくばからりです。やはりディスクホィールの力でしょうか,ノーマルホィールでは2秒近く遅いタイムでした。
2kmタイムトライアルが始まる頃に夕立で走路は濡れましたが,スタート時は雨のあがりました。今回はスピードメータを付けて40km/hを割らないようにペースを配分していきました。最後まで脚が余ったのかどうか分からない走りとなってしまいました。それでも,3分をかろうじて切れました。これくらいの距離になるとディスクホィールの効果は分からなくなりました。
- 1kmタイムトライアル 1分23秒657 カテゴリー(50代)8位(13名出走)/総合17位(48名出走)
- 2km個人追い抜き 2分59秒246 カテゴリー(50代)7位(11名出走)/総合32位(31名出走)
- 第44回茨城県サイクル大会(7月23日,取手競輪場,曇)
- 長梅雨もさすがに一休みでしょうか,朝のうちパラついたのですが今日はなんとかもちそうです。今日からレースが3週続きます。練習中は少し風があったようだが,1kmTTのでは感じなかった。今年の1kmTTはどうもスタートの踏ん張りが利かない。200mで腰を降ろしてメーターを見れば何と48km/h。いけね〜,とおもいつつペダルを回すもどんどんとスピードは落ちてゴールでは44km/hほど。これでは,苦しいと感じないわけですね〜。でも,先々週の記録を上回ることができました。今年の課題は,スタートダッシュよりも,タレないように耐乳酸トレーニングでしょうか? いやいや,ダッシュでスピードを稼がなくちゃダメか? でも,次のレースは来週だよ。
ケイリン40歳以上の部の予選は6車だての3番車。3位までが決勝進出である。交換するのも時間がないし面倒なのでギアはそのままの49x15T。4周回ということで,赤板のバックから踏んでいくが,レレッ,誘導が離れないよ〜。4コーナーでようやく戦闘開始です。比較的楽勝で,最後は刺されたようですが3位で決勝進出です。
続くチームスプリントは当初のメンバーがケイリン決勝や,スプリント決勝を前にして次々と辞退していきます。やむなく,メンバーを入れ替えて(この大会では何でも有りのよう)3走に1kmが10秒台の伝家の宝刀,2走は今日初めてのピストだそうだが19秒の選手。ということで1走をやらせてもらいました。3人ともアンカーでの出走です。スタートは腰も砕けよとばかりに思いっきり踏んでいきます。第1センターで後ろから「早い,早い」との指示。ええ〜っ。切れているらしい。すこしバックを踏んだら「いいよ,いいよ」の声。ここから踏み直して切れかけた頃に交代。3走は期待を違えずに走り抜け,チームは一番時計をたたき出しました。優勝の賞品はトラックレーサー用のチェーンでした。
これで,昼飯だな〜,思っていたらケイリン決勝のコール。え〜っ,クールダウンもやってないヨ。どうでもいい気分でケイリンの決勝に臨む。決勝8車だての3番車。ジャンが鳴る前に最後尾から飛び出したものの,すぐに追い抜かれていく。3人に追い抜かれたところで,ハイ今日のお仕事は終わり。元の最後尾のままにゴールです。脚が回復してないところにモティベーションが上がらずでした。もうケイリンはいいかな?
- 1kmタイムトライアル 1分21秒81
- チームスプリント 1分25秒90
- ケイリン(40歳以上の部)8着
- 第52回茨城県自転車競技選手権大会(7月8日,取手競輪場,晴|曇)
- 今季初めてのピストでのレースです。クラブの仲間が譲ってくれたアンカーに乗っての初レースです。他の遊びが忙しかったり,天候不順が続いたのでトレーニングが十分にできなかった(という言い訳をまず)。この大会に高校生か女子が3km IPに出場するのだったら,出させてくれトお願いしてあったのが実現して,3km IP, 1km TTとケイリンに出ました。高曇の天候でウォーミングアップの周回練習でびっしょりの汗です。例によって,キレがあるという感じは皆無です。プログラムの最初は3km IPです。そのあとに1km TTとケイリンが続きます。狙っている1km TTの前座としては3km IPはちょっともたれ気味ですね〜。スピードの変化を見ると,始めは46km/hで出て,次第に落ちていきます。何とか40km/hをキープしようとするのですが5周回あたりから割ってしまいました。反対からスタートした高校生に抜かれたのは,4周目くらいでしょうか? 若さは素晴らしいですね〜。それでもと最後の周回で40km/hにリカバーしてようやくゴールしました。楽だった,と思ったのもつかの間,大殿筋当たりからジワジワと乳酸が攻めてくるのが実感されるようです。とにかくクールダウンを入れて,次の1km TTに備えます。とはいうものの,3km IPでは想定外のタイムが出たのでホッとしてしまい,モティベーションは上がりません。
1km TTでは,あろうことか,スタートでクリップが外れてしまいました。それほど,力んだわけではないのですが。これで,ますますモティベーションは下降していきます。出だしの50km/hのスピードは心拍数とは裏腹に,どんどん下がっていきます。ゴールでは42km/hあたりです。これじゃダメだね,の予想通り20秒の壁は彼方です。同僚からは,スピードの落ち込みが少なかった,と言われましたが,そのはずです。出だしで思いきり踏んでいません。始めの200mのスピードが全く出ていません。前半を遊んだ分だけ後半が楽だった,もてたというわけです。
ケイリンは一応,ギアをアップして50 x 15Tにしましたが,これはクースダウンの代りでした。これからの課題はハイパワーですね。でも,昨年のこの時期のレースでギックリ腰を患ったことが脳裏を横切り,思い切りダッシュができないのです(これも言い訳ですね)。
- 3km個人追い抜き 4分30秒14
- 1kmタイムトライアル 1分22秒16
- ケイリン 予選5位落選
- ツールドジャパン第1戦 MUSASHI CUPひたちなかステージ(6月4日,安全運転中央研修所,曇)
- 昨年の連れ合いと一緒に,今年のひたちなかステージでは個人2時間耐久レースに参加しました。12時スタートですのでのんびりと自宅を出発できました。天候は曇りで時々薄日が射したのですが,ホームストレートは向かい風でした。まずは腹ごしらえをして,ローラーでウォーミングアップです。なかなか心拍数が上がらないということは体調良好ということでしょうか? スタート時間が近づき,連れ合いと先頭に並びます。まずは先頭集団に混じって40〜50km/hのスピードで余裕で前半をを回っていきます。時々,50 X 13Tのアウタートップでもギアが足りなくなるほどでした。30分ほど先頭集団にいられたのですが,何回か急ブレーキを余儀なくされる内に中切れを起こし,3人がちぎれていきます。ローテーションがうまくいかず,向かい風では30km/hを割ることもあったほどでした。が,スピードが上がったわけでもなかったのですが,スタート後1時間ほどで一人二人と前を吸収していき第2集団が形成されました。これで,後半を周回していきます。集団が大きくなると,時には40km/hにスピードもアップされますが,脚を休めることもできます。これが集団の力ってやつでしょうね。あと15分ほどでタイムアップという頃のホームで向かい風に煽られたのか目の前で落車発生です。これに巻き込まれずに無事にクリヤーして,ようやくゴールを迎えることが出来ました。
ゴール後はお尻の付け根(ハムストリングの起始部)の筋肉痛で歩行困難となりました。そそくさと帰り支度をして,那珂湊のニュー白亜荘で太平洋を見ながらの露天風呂で疲れた体をいたわることができました。あとはカメラマンのカミさんとのお約束で,那珂湊魚市場で寿司をたらふく食しました。
15周回(75km)2:01:39.882 71位/123人出走
- JCRC第1戦(3月25日,日本CSC,晴)
- 恒例になったような,初レースのJCRC第1戦に行ってきました。今年はいつも通りの左回りの3周回です。風は冷たく,日差しはあるものの,春にはもう少しといった天候でした。Oクラスは9名いつものような出走です。集団は一周回の秀峰亭で分断され,先頭の5名と残りの4名になりました。もちろん後続集団(?)です。6位争いも最終周回の2号橋を渡っての登りで終わりになりました。もはや,着いていこうという気力も無くなり「まっ,いいか」で終わりました。34分56秒というタイムは,もちろん,自己ワーストタイムですが,調べてみると2001年に34分20秒というのがありました。普段の不動峠のトレーニングタイムからこのレースはダメなことは予想できました。冬の走り込み不足がそのまま現われました。歳をとってくると,モティベーションを維持するのが難しくなります。今年は心理トレーニング,イメージトレーニングを重点的にやりますか?!
- Oクラス 3周(15km)第8位 34分56秒761(完走9名)