2007年サイクルレース
- CSCトラック自転車競技大会2007秋(10月14日,伊豆市,曇)
- 前日の早朝にカミさんと箱根旧街道を歩き午後は息子家族と箱根園で遊んで,と今年も遊びとレースとどちらがメインか分からない状況での参加です。当日は私だけパンを齧りながらひと足お先に会場入りしましたが,家族はたっぷりとバイキング朝食を堪能したそうです。
気温は低く,風も強いコンディションに早くもやる気を無くしています。30分もたっぷりとバンクでウォーミングアップしたにもかかわらず,体は温まりません。それに,踏んでも35km/hしかメータには出ません。夏の大会でパンクしたディスクホィールに49×15Tのギアをつけていますが,気分は乗らないままに1kmTTのスタートです。エンヤコラサと出るも相変わらず重いです。
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500m辺りでふぅ〜と一息つきますが,600mでは早くも脚は売り切れ間近です。
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なんとか耐えて耐えてゴールするものの青息吐息の状態。先に1kmTTを走った練習仲間のコトバのように,本当に1kmTTのタイムはウソは言わない。実力が如実に出ますね〜。
昼食は例によってCSCを大仁におりたところの豆庵の豆腐料理である。こんなの喰ったらホッとしてしまって,午後のケイリンがまたまたやる気がなくなっちゃうヨ。
午後の部ではプロによる競輪のエキジビションがあった。さすがにバックから2センターでのスピードはケタ違いだ。
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本日の最終レースとなった60〜70歳台のケイリン決勝は5車立であった。一番くじを引いたので番手でのスターとなった。見栄をはって51のギアを着けたが,最後までもつだろうか。
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プロの誘導のスピードは速く,ジャンがなった時は後ろはすでに切れていたようだ。
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自分はそのまま先行して逃げてのゴールとなった。優勝の記念品としてスリットカメラで撮影したゴールシーンの写真が手渡された。もっと逃げたかと思っていたのだが,こんなものだったのか。
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- 1kmタイムトライアル 1分23秒732 カテゴリーK 1位(2名出走)/総合8位(23名出走)
- ケイリン カテゴリーK・L・M 1位(5人完走,上がりタイム:15秒03)
- CSCトラック自転車競技大会2007(7月28,29日,伊豆市,晴)
- 前日に器材を車に積み込んでいる時に,なんと,ディスクホィールの破損に気付いた。前のレースか練習の時に車に積んだ時に痛めたのだろうか? それでなくとも梅雨や家族旅行でのトレーニング不足でテンションが上がってないのに... 当日は5時半に自宅を出たのだが,すでに首都高,東名は渋滞で開会式に間に合うかどうかの予定になってしまった。
午前中は1kmTTに出場した。ギアは49Tx15Tの常用ギアである。カテゴリーK(60〜64歳)には4人が出場した。今日の北ピストも風があり,バックでは意識して踏まなければならないようだ。サイクルコンピュータを外しているのでどれくらいのスピードか分からないが,前半は悪くないような気がした。でも,気がしただけでやはり,脚は回らずどんどんスピードは落ちていくばかり。いつものパターンだ。このクラスのライバルのIさんに2秒弱の差をつけられてしまった。それでも昨年のこの大会の記録よりも速かった。
午後の2km個人追い抜きには,姪の家族が応援に駆けつけてくれが。この時は完全にモティベーションは下がっていた。1kmTTの後で,クールダウンしようとしたらなんと後輪のタイヤの空気が抜けている。なんて言うことだ,昨年のこの大会に引き続き,またまたパンクである。練習用のノーマルホィールに付け替えざるを得ない。おまけに,プログラムの合間を縫ってのバンク走行でのウォーミングアップでも凹んでしまった。バンク開放終了のアナウンスがあったので,バンクの上に退避しようとエッチラオッチラようやく上がったところで立ちこけしてしまった。サドルの側面を擦っただけで済んだが,またまた落ち込んでしまった。やけくそ気分でスタートしたが,意外に脚は廻っている。ゴールした後も息は上がってないし,脚にきている感覚もない。不完全燃焼状態で走り切ったのだ。タイムは悪くないものの,40歳代の女子のHさんのタイムよりも悪い。が,まあ3分切ったし,昨年よりも好成績だ,それに優勝したから良しとするか。
今回は2日目の競り種目の10kmポイントレースにチャレンジしてみた。県の大会ではバリバリの若手と走らなければならず,周回遅れでおろされるのは目に見えているのでこの種目は初体験だ。カテゴリーは45歳代以上の男子と年齢制限なしの女子で構成されている。黄黒の10番のキャップをかぶり,昨年の還暦祝いの赤いユニフォームで出場した。スタートは総勢14名だ。5周回毎のインターバルトレーニングにどこまでもつだろうか? このレースの不安は,予定では50Tx15Tのギアで臨むつもりだったが,このギアを練習用のフレームに付けたままで家に忘れてきてしまったことだ。しかたなく,ケイリン用の51Tx15Tで臨むことになった。
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スタートしてみると,全くの想定外のスピードで早くも最初のポイント周回でバテ気味だ。それでも3回目のポイントを狙ってみるもののわずかに届かずの5位でポイントなし。何周回目であったろうか,思わずブルーバンド落ち込んだ時に女子選手のHさんに「高井先生,ブルーバンド走行ダメ」って叱られてしまった。この後に周回遅れの選手を追い抜く時に落車があり,難をのがれたものの4回目のポイント周回のあとで疲れてしまい周回遅れとなってしまった。ゴールは5人がDNFで9人となり,自分は6着であった。しかし,女子選手に周回遅れをとられた精神的ショックは大きかった。
午後のケイリンはカテゴリーKは6車立てでスタートした。自分は1番の白キャップだ。それにしても誘導が速いよ。ジャンがなって2人が逃げ始めたが,ギアが重くて追う気力もない。そのままズルズルと4位に後退したが,ゴールでも後少し及ばすそのまま,ふらつきながらのゴールイン。2,3着の二人には1kmTT, 2kmIPで勝る記録で密かに1着か,悪くても2着を狙っていたのだが...
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かくして,この大会でのいろいろな出来事や成績ですっかり意気消沈したが,それでもケガがなく終えられたことを観音様に感謝しなくてはなるまい。自分が出場したポイントレースでの落車による2名とカテゴリーJのケイリンでの落車による1名の計3名が2回の救急車の出動で病院送りとなった。大過なく走れたことが御利益だったとせねばなるまい。南無観世音菩薩,南無観世音,南無観。
- 1kmタイムトライアル 1分22秒867 カテゴリーK 2位(4名出走)/総合27位(39名出走)
- 2km個人追い抜き 2分58秒181 カテゴリーK 1位(4名出走)/総合11位(19名出走)
- 10kmポイントレース カテゴリー2(45歳以上男子,女子)-20点 7位(9人完走)
- ケイリン カテゴリーK 4位(6人完走)
- ツールドジャパン第3戦 ひたちなかステージ(7月1日,安全運転中央研修所,晴)
- ピストの大会と重なってしまいましたが,自転車仲間に誘われて今年も個人2時間耐久レースに参加しました。天候は晴で,今回はバックストレートが向かい風でした。ローラーでちょっぴりアップして12時のスタートに向かいましたが,アナウンスは個人エンヂューロは13時スタートに予定変更を告げます。仕方なくテント下の日陰で心地よい浜風をカミさんと仲間と楽しみます。再びスタート時間が近づいたので,カミさんに使用前の写真を撮ってもらって
真ん中辺りのスタート位置に並びました。
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4時間耐久のレーサーも交えて250名ほどの大集団でスタートです。仲間は,マイペースで行く,というので先頭集団に加わるべく,レーサーの間を縫って前へ出ます。ペースは40キロを優に超えており,時折50キロをオーバーします。さて,この調子で何処まで保てるかと心配でしたが,淡々と集団の後方で着いていきました。しかし,集団の後方にいると,立体交差のコース部では下りでスピードが上がるどころかブレーキがかかってしまいます。この辺りはまあ落車も発生せずに,なんとか進んでいきます。何周目かに,路面に黒いヘルメットカバーが落ちているのに気が付きましたが,まさここれが自分のメットカバーだとは思いませんでした。他のレーサーに言われて初めて,いつの間にかキャップが取れてしまったことに気が付きました。
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1時間15分が経過しましたが,自分でも驚くほどに脚は快調です。心拍数も150bpmあたりを保っています。あと数10分もしたら切れるだろうな〜,思いつつも集団に着いていけてます。ところが,先頭集団が周回遅れのレーサーを回避する時にでも接触したらしく,落車が発生しました。このために,集団が2つに分かれてしまいました。後方にいた自分は第2集団に取り残されてしまいました。
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第2集団は先頭交代もうまくいかずでしたが,それでも結構なペースで進んでいます。しかし,最後まで先頭集団には追いつけずにゴールスプリントを迎えました。まあ,かたちだけの下ハンドルを持ってちょいと踏んでゴールです。昨年と比べると,1周余分に周回できました。平均時速も40.33km/hと,我ながら立派なものでした。自転車通勤と観音巡礼を兼ねたLSDが効を奏したのでしょうか? それにしても集団走行というのはすごいものです。ピストの独走ならば、自分の力では時速40キロでは2kmがやっとでしょう。
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今年は大洗の町営温泉で汗を流しました。その後はお約束の魚の食事です。ドライバーの自分はノンアルコールビールでしたが,岩牡蠣とメバルの煮付け定食を堪能しました。
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- 16周回(80km)1:59:01.684 62位/163人完走
- 平成19年度県民総合体育大会自転車競技(6月17日,取手競輪場,晴)
- 梅雨に入ったというのにジリジリと照りつける暑さの中,国体の選考会を兼ねた,県総体に参加しました。県総体とはいうものの,参加者は東京大,順天堂大の学連所属の選手が数多く参加していました。今日の種目は1kmTTとケイリンです。参加人数が多かったので,女子の3kmIPに混ぜてもらうのは止めにしました。4kmIPじゃちょっと長すぎますので...
今日のTTもホームから2名づつの時差発走形式で行われることになりました。場外車券の発売日と重なっているので,スタートのピストルも使えません。スタート順は34番で,先行は永遠のライバルのS君です。今回は前回タイムよりも1秒短縮の22秒台を狙っています。スタートして400mは快調に進みました。が,やはり600mから垂れてきます。最後の200mは例によってDHバーにしがみついてゴメンナサイです。今回のゴール後はしっかりと乳酸が溜まってくるのが分かるくらいでした。タイムも予想通りでしたが,S君は20秒を切っていました。切磋琢磨の仲であったS君の背中がズ〜っと遠のきました。
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迷いましたが,今日の競輪は51×15Tのビッグギアです(私にとっての)。予選は2組がそれぞれ9車立てで,上位4名が決勝進出で,下位4名は順位決定戦に回るルールです。一般選手と走ることになったので,誘導はかなりスピードが上がりそうです。4番の車番での位置からスタートするや否や,あっという間に最後尾になってしまいました。そのまま赤番を迎えるとスピードは一気に上がり(後でHRモニタの記録をみたら50km/hでした),もはや踏み直す脚は残っていません。バックで一人が離脱した時点で8位,ゴールまで踏んで先行を交わしたかと思ったが届かずでした。それでも午後の順位決定戦に回れることになりました。
順位決定戦の車番は8番で,この番号順にスタート位置が決まります。スタートから並走状態になりそのまま赤番を迎えました。ここでも誘導のスピートは速く,誘導が離脱した時には6位です。2センターから4コーナーで高校生に差され7位でゴールを迎えました。
久々にタップリとスピードレースを味わいました。さてさて,永遠のライバルのS君に並びかけるには耐乳酸トレーニングしかなさそうですが...
- 1kmタイムトライアル 1分22秒19
- ケイリン 15位
- 平成19年度第1回茨城県自転車競技連盟記録会(4月30日,取手競輪場,晴)
- 今季はじめてのピストでの大会だ。シーズンオフは暖冬だったが,どうにもモティベーションが上がらずにぐうたらに過ごしてしまった(と,まずは言い訳を)。200mハロン,1kmTTと,4kmは長いので,3kmTTに申し込んだ。前日のクラブの練習会が今年初めてのバンク走行だった。50T×49Tと49T×15Tを試してみて,ハロンは50Tでいくことにしていたのだが,やはり総ての種目を49T×15Tでいくことにした。今日はカミさんが後見役になってくれたのでカメラ[ウー]マンを頼んだ
200mハロンは,今回はカンテをいっぱいに使ってスタートラインを通過した。だが,何たることだ4コーナーを回ってもスピードは上がらず,ゴールまで持ちそうもない。タイムは2004年とトントンだから,まっ,良しとしよう。
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プログラムは距離の短い方から順番に組まれているので,次は1kmTTだ。スタートは踏ん張ったつもりだが,相変わらずスピードは上がってない。走っている途中で僧帽筋がこわばっているのが分かるくらい肩に力が入っている。カミさんは,何度も何度も頭がペコペコしていた,と批評する。これだけ,土下座したのに... ゴールしてみれば,いつものようにゼイゼイハアハアでもない。全力を出せなかったようだ。知らずのうちにサボり癖がついてしまっている。永遠のライバルのS君のタイムに2/100秒及ばなかった。でこれも,まっ,良いか。
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昨日の午後の練習会では風が強かったのだが,今日の午前中は弱い風だ。3kmTTはホームからの時差スタート形式で,後続は高校生だ。始めの3周回あたりまでは42〜43km/hのペースでいったが,2センター付近の向かい風でペースダウンしてしまい,40km/hを割ってしまう。半分が過ぎても,垂れるのが恐くて踏めないままに最終ラップを迎えた。と思ったら,後続に追いつかれ抜かれてしまった。記録会だから完走してタイムを貰うために老骨に鞭を入れてゴール。この3kmTTも不完全燃焼,というよりもまたまたサボってしまった。
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今シーズンは,もう一度ロードで復活しようか,というスケベ根性を出して,1kmTTに必要な耐乳酸トレーニングをサボった。そして,筋トレは全くやってないし,ヒルクライムもやってない(こちらは,いつもの不動峠が道路の崩落で通行禁止になっていた,という言い訳だ)。まずは,モティベーションを上げるのが先決だが。シーズンオフの秩父巡礼で「色即是空 空即是色」を34回も唱えたので,勝負への執着がなくなってしまったのだろうか(と,かっこいい言い訳)。
- 200mハロン 13秒83
- 1kmタイムトライアル 1分23秒29
- 3kmタイムトライアル 4分33秒29