2004年ハイキング/トレッキング

妙義山(12月3日,群馬県妙義町,曇,660m)
前回から2週間ですが,ふたたび妙義山を訪れる機会がありました。今回の目的は石門巡りです。ハナちゃんは無理なので,迂回コースをとることにしました。スタートは中之岳神社です。駐車場から見上げればそそり立つ轟岩が目に入ります。神社からはうんざりする石段が続きます。初っぱなから汗をたっぷりかかされました。上社からは私だけ轟岩の鎖場に挑戦です。こんどは冷や汗たっぷりでした。もとのコースにもどり,30分足らずで見晴らし台に到着します。岩の間からはるか妙義の町が見えます。そこから10分ほどおりると,あずま屋があります。ここからの眺めはまさに幽玄の世界です。さて,お昼の煮込みうどんとビールを食べようと,ひょいと顔を上げれば。なんと, なんとここが第四石門ではありませんか。ところで,出発時からやけに消防隊や救急車に出会い,空ではヘリコプターの爆音がやかましいと思っていたら,そのうちヘリから懸垂下降が始まりました。なんでも,金洞山で滑落の遭難事故があっての救出劇のようです。さて,とりあえずは大砲岩,ゆるぎ岩の間近まで行って引き返し,残りの石門巡りを続けます。第三石門は立ち入り禁止です。第二石門はこれまた,墨絵の世界です。所々には紅葉が残っています。さらに下って 第一石門に着きますが,ここも鎖場で危険個所です。ハナちゃんがいるから行けない,と理屈をつけてパスです。結局,くぐったのは第四石門だけでした。2時間半ほどの行程で駐車場に戻ってくれば,無事に遭難者を救出した,ヘリが帰投するところでした。この晩は近くのホテルに泊まり,カミさんの同窓会に出席させてもらいました。
翌朝,ホテルからは朝もやに煙る妙義山に感嘆しました。しばらくすると今度は雲間からの陽の光に映える妙義山を拝めました。この日の気温は高く,東京周辺では師走の夏日を記録したようです。帰り道,冬桜を見に鬼石に立ち寄りました。ここの桜は春と冬の2回咲くそうで,つい一月前は,紅葉と桜が同時に楽しめたそうです。この時期に里山が花霞となる光景は初体験でした。
妙義山(11月21日,群馬県妙義町,晴,660m)
思い立って妙義山を歩いてみることにしました。カミさんの友人が妙義山の麓の美術館で絵の個展をひらいたというので,観賞がてらの紅葉狩りハイキングというところです。まずは妙義神社にお参りです。日光東照宮を思わせるような立派な神社です。関東ふれあいの道の歩き始めは,まだ色づかないイタヤカエデのお出迎えです。大黒の滝にはセントバーナードを思わせるような(?)岩があります。第ニ見晴らしからは金鶏山が真正面です。ふれあいの道の途中に本読みの僧なんて自然岩があるかと思うと,こんなエロチックな樹木もあります。東屋からは石門を辿らずに下山路を行きます。ハナちゃんには鎖場は無理ですから。自動車道はいま歩いてきた中間道を見上げることが出来ます。養蜂場の脇にホトトギスが植えてありました。神社下のもみじの湯で汗を流し,美術館を訪ねました。ここからも夕暮れ間近の金鶏山が望めました。
赤城山(10月24日,群馬県富士見村,晴,1828m)
上毛三山の赤城山を訪ねました。赤城山ビジターセンターから駒ヶ岳を経由して赤城山の最高峰の黒檜山を縦走するコースです。出発時(10時)の気温は8℃でした。出発点にいってみて初めてここが関東ふれあいの道のコースになっていることを知りました。どうりで整備された山道のはずです。でも,ハナにとっては下が透けてみえる鉄階段は苦手のようです。眼下に覚満淵やビジターセンターを眺めながら,小一時間も登ると見晴らしの良い鞍部に着きます。さらに10分も行くと駒ヶ岳に立てます。ツーショットも撮ってもらえました。大タルミへの下山中に後ろを振り返れば,紅葉が残る駒ヶ岳がきれいです。ここから急坂を登る黒檜山への道です。30分の我慢で御黒檜大神を祭る南峰に着きます。今日のお昼はお約束のビールとちゃんこ鍋です。ビールがやや効いているので足下に注意しながら北峰に立ちます。ここが黒檜山頂です。遠くに皇海山燧ケ岳(多分?!)が霞んで見えます。今日の山行は久しぶりに賑やかなもので,頂上は人であふれています。岩だらけの下山路の途中にはまだ鮮やかな紅葉が残っています。10日ほど遅かったようです。途中の猫岩から大沼(おの)を望めば,下界(といっても1400m)は紅葉にはまだ間がありそうです。赤城神社に降り立って肌寒いのでチョッキとパーカーを重ねようとリュックを見れば,レレレ.... 止めておいたはずの物がありません。黒檜山で確かに留めておいたのですが,猫岩でリュックを下ろした時に外れたのでしょうか??? このボケを別にすれば,好天に恵まれた素晴らしい山行でした。帰りはイングリマングリの山道を走り,忠治の湯を目指します。しかし,ようやく着いてみれば日帰り湯は3時まで。やむなく,冨士見温泉見晴らしの湯で汗を流すことにしました。台風の影響で野菜は値上がりしているそうですが,隣の農産物直売所では水菜,ネギなどを安く買えました。
四阿屋山(10月16日,埼玉県両神村,晴,772m)
結婚記念日の旅行を兼ねて,奥秩父の里山を訪ねました。道の駅にクルマをおいて薬師堂わきの両神神社境内から登り始めます。初夏にはきれいだろう花菖蒲園,新年が見ごろという福寿草園を抜けて,良く整備された山道を歩きます。ハナはハイキングが好きなようで,いつもの散歩と違って生き生きとします。1時間ちょっとで両神神社奥社にたどり着き,ここから鎖場が始まります。10分も我慢すると頂上です。頂上からはノコギリ状の両神山や特徴的な二子山の展望が開けています。お昼はお約束のキムチ鍋です。今日のカミさんは梅酒で喉を潤しています。登ってきた道を戻り,山居福寿草園地で一休みです。彼方にはざっくりと山肌をえぐられた武甲山が望めます。無くなってしまわないうちに登りたいものです。桜本コースを下って着いた道の駅の脇はアカソバ畑です。どんなソバか食してみたいものです。今日の泊りは隣町の小鹿野で400年の歴史のあるという小鹿荘です。食事の間の囲炉裏も100年前のものだそうです。ここで焼いた岩魚は最高ともいえる味でした。地物の懐石に舌鼓を打ちました。
今回のハイキングではカミさんに教えられて周りの植物に目を向けてみました。同定できた(多分)植物はアカマンマイナカギクミゾソバサラシナショウマ,センブリシラネセンキュウタムラソウヤクシソウマムシグサオトコヨウゾメキツネノチャブクロなどでした。
翌17日は秩父三十四ケ所巡りの30番台のお寺を訪ねました。三十一番の鷲窟山観音院は前日の投宿するまでの時間を使って回っていました。三十二番の般若山法性寺は深山の趣があり,三十三番の延命山菊水寺は春は参道のサクラが期待できそう,満願成就になる三十四番の日沢山水潜寺は本堂改修中でしたが境内の奥は幽玄さが漂います。今回はクルマで回りましたが,次回は徒歩か自転車ですべてを巡礼したいものです。札所巡りを終えて長瀞のライン下りを楽しみました。水かさはそれほどでもありませんでしたが,瀬に入るとしぶきがかかってきます。岩畳でのんびりしていると,上流から埼玉国体の炬火リレーがやってきました。中継所の長瀞駅に向かうと,今度は蒸気機関車に出合うことが出来ました。実り多い記念日となりました。
半月山(9月19日,栃木県日光市,曇,1753m)
久しぶりのハイキングですが,またまた奥日光を訪ねます。紅葉には大分早いですが,中禅寺湖に映る男体山を眺めに茶ノ木平と半月山にでかけました。数年前にロープウェーが廃止になったので,茶ノ木平へも歩きです。熊笹の道を登る途中にはトモエソウゴマナが覗いています(これらの花の名前は怪しいです)。やがて,開けた台地の茶ノ木平にたどり着きました。周りは植物園もあるということですが,いまは寂れてしまっています。振り向けば,雲の間から男体山が望めますが,すぐに雲間に隠れてしまいました。半月山にはお昼過ぎに着く予定でしたが,途中の狸(むじな)山でお弁当にしました。今日はビールはありません。お腹を満たして再び半月山を目指します。たどり着いた頂上からは展望がまったくききません。晴れていてもそうなんでしょうね。この先にある奥日光で屈指の展望台に向かいます。しかし八丁出島の向こうにある男体山がほとんど見えません。あっというまに,中禅寺湖も見えなくなりました。仕方なく,急な岩だらけの道を降りて下山するとします。狸窪でコーヒーを飲んでいる間にハナはうたた寝してしまいました。13歳といえば人間では70歳くらいでしょうか? 舗装路を辿り,イタリア大使館別荘記念公園のソファーで少し休みましたが,すぐに閉園時間となり園内を見る暇もありませんでした。あと一月くらいで奥日光にGolden autumnがやって来るでしょう。もう一度チャレンジしますか。今日は温泉には寄らずに,宇都宮の息子夫婦を訪ねることにしました。
高山(6月6日,栃木県日光市,曇,1668m)
アカヤシオに続いて,シロヤシオを見に日光に出掛けました。今日は珍しく単独山行です。ラジオは今日にも梅雨入り宣言をすると言っていますが,何とか天候は持って欲しいと願いながら竜頭の滝に着きます。緩やかな登りの林に入っていきますが,何の声でしょうか?カエルが鳴くような,何かの鳥たちのにぎやかな大合唱です。それほど険しくもない道を上っていくと,前に3人のご婦人が立ち止まっています。その内の一人が,この花は何でしょう,と問い掛けてきます。ここで,初めてシロヤシオにお目にかかれました。緑の木立の中では目立ちませんが,地面をみれば落ちた花がいっぱいです。どうも,単独行だと歩くことに集中して,回りが見渡せないようです。数日前にNHK TVで日光のヤシオツツジのことを紹介していたそうです。ほどなく,眼下に戦場ケ原がチラチラ見えてきます。大蛇と大ムカデが戦った伝説を思い出しました。1時間半程で目指す高山の頂上に立てました。コンビニ弁当を食べて,コーヒーを淹れます。雨に遭わないうちにと,早々に下山することにしました。下山路には鎖場もありますが,良く整備された道が続きます。しぼみかけたトウゴクミツバツツジと満開のシロヤシオを見ながらどんどんおりていきます。やがて沢沿いの道になります。気持ちの良い木立の中を歩いていくと,眼前に中禅寺湖が見えてきます。ここが熊窪で,右は千手が浜,左は菖蒲ヶ浜につづきます。目指す赤岩までの散策路には真っ赤なヤマツヅジが咲き誇っています。ここら辺りでシロヤシオにお目にかかれるとガイドブックににはありますが,ヤマツツジばかりが目に付きます。一時間ちょっとで菖蒲ヶ浜に着いた頃に雨が降り出してきました。シロヤシオを堪能した後は,やしおの湯で汗を流しました。
行者岳(5月2日,栃木県鹿沼市,曇,1329m)
満開のヤシオツツジをもう一度見たくて,前日光ハイクに再チャレンジです。予定では行者岳〜地蔵岳〜夕日岳です。びっくりするほどの大鳥居を過ぎて,古峯(ふるみね)神社に到着です。駐車場で朝露に濡れる可憐な花を見つけました。あとで図鑑を調べたのですがなんという花か分かりませんでした。サクラソウの仲間のようですが。車道を登っていき沢沿いの道を歩き始めます。ここからしばらくは関東ふれあいの道となっています。古峰原(こぶがはら)高原に到着しますがあたりはもやっていて湿原も楽しむことができません。どこから来たのか,クルマも数台見かけます。ちょっと興ざめです。ここからは工事中の道路が林道であったとは気づかずに,関東ふれあいの道を辿ってしまい,巴ノ宿に行ってしまいました。古峰原にもどって立ち入り禁止の工事中の道路を登っていくと,林道が見つかり行者沼のほとりに着きました。気持ちの良い尾根道を歩いて行者平を過ぎるとお目当てのアカヤシオに出くわします。ここを越えてようやく行者岳に到着し,お昼ご飯としました。ビールとおにぎりでお腹を満たしたあとは,再び尾根道を大岩山に辿ります。ここも見事なアカヤシオです。まわりのつぼみは何となく白っぽく,これはシロヤシオかもしれません。ハガタテ平から地蔵岳が望めますが,すでに時刻は2時をまわっています。これから地蔵岳,夕日岳をまわるには遅すぎます。という訳で,次回のお楽しみに取っておくことにして,下山することにします。途中に,コバイケイソウのような(バイケイソウ?)植物の畑のようなところもあります。うんざりするほどの林道をひたすら下ると,ヤマツツジに迎えられて,ようやく出発点近くにもどります。アカヤシオを堪能できたことで,このコースの始めと終の面白くなさが救われました。
鳴虫山(4月18日,栃木県日光市,晴,1103m)
いつもは日光宇都宮高速道路のトンネルとして通過してしまっている,鳴虫山に長男夫婦を誘って登りました。お目当てはヤシオツツジです。JR日光駅となりの駐車場にクルマを置いて,街中をビールを求めながらあるいていきます。登山口までの街中の道標もそこかしこにあり,迷うことはありません。民家の脇から登り始め1時間もすると神ノ主山(こうのすやま)です。途中にちらほらカタクリが咲いていました。ここからは,奥日光の男体山,大・小真名子山,そして女峰山が望めます。イチゴの銘柄はここから取っているんですね。ここで,ビールと昼食にしました。鳴虫山までの一時間ほどの行程のあいだに,お目当てのアカヤシオが目を楽しませてくれます。まだ2分咲きといったところでしょうか。シロヤシオはまだまだです。根っ子だらけの道を上り詰めると鳴虫山の山頂でした。ここからの展望もなかなかなもので,男体山を始めとする奥日光連山,上州の山々らしきものも望めます。下山路がこれまた,すごいものでした。足場のあまり良くない,土が流れて木杭がハードルのようになっている急坂をおりていきます。翌日の筋肉痛はそれはひどいものでした。ようやく平地に下り立つと,そこは含(憾)満淵(かんまんふち)で,とても水がきれいでした。見渡せば数十体のお地蔵様とそしてまだ咲き誇るサクラでした。
日光総合会館を経て駐車場にもどり,XCスキーで訪ねたやしおの湯にもどります。名前の由来がヤシオツツジにあることをこの日知りました。
筑波山(4月3日,茨城県つくば市,晴,877m)
久しぶりに筑波山に登りました。目的はカタクリです。長男夫妻とハナを連れて,東筑波キャンプ場から出発です。ここですでにカタクリの群生を見ることができました。途中はまだ冬の風情です。残念ながら道端のカタクリもまだ咲いていません。小一時間で頂上の女体山に着きました。危なっかしい岩場に登って,見下ろせば,眼下にサイクルトレーニングコースのパープルラインがうねっています。対峰の男体山に向かう途中のカタクリ園を目指します。ロープウェイとケーブルカーで登ってきた家族連れが多くなります。筑波山のカタクリは昨年より一週間ほど早そうだ,という情報でしたが,ここもまだ3分咲きといったところです。元の道を下山して,八郷町のしらゆりの湯に向かいます。ここの露天風呂はゆったりとして気持ちの良い湯です。休日料金は1000円でした。
東京サバイバルウォーク(2月14日,千葉県我孫子市->東京銀座,晴れ)
今年もやってきました「東京サバイバルウォーク」。表向きは「都市災害で交通機関がストップしても帰宅できるように」を標榜していますが,シニアのお楽しみ会としての方が本筋かも... 我孫子駅から東京日本橋(銀座)までのおよそ38キロを10時間かけて歩きました。7時10分に我孫子駅を出発し、手賀沼あたり(その1その2その3)をルンルン気分で歩きます。やがて,気温はグングン上がり,汗ばむくらいになりました。旧水戸街道沿いの松戸にお住まいの三連勝シニアチームの柳町初代会長を表敬訪問(10:10)して,江戸川土手(その1その2その3)に出ます(11:50)。ここで,春一番の土煙に見舞われました。矢切りの渡しについたのはお昼(12:30),向こう側の柴又では,なぜか,あとから追いかけてきたはずのメンバーがでむかえてくれて「はいチーズ,パチリ」帝釈天で,ここからの参加者を交えて記念撮影です。境内には大道芸人がノコギリでの演奏で耳目を集めています。所用でここまでしか予定がとれなかったメンバーを送り,また見送られます。フーテンの寅さんの撮影で有名な老舗高木屋で茶飯・おでん,草団子などの昼食をとります。これで少しは疲れもとれたようです。でも,このメニューにはみなさん不満のようでした。シニアといえどもこれだけの運動をした後で,まだ半分を歩くエネルギー補給という点では物足りないですよねぇ〜っ。
柴又駅前の寅さん銅像前で記念撮影(13:40)。どっちが男前かを競います隅田川に到着する頃(15:30)はかなり疲れているはずなのに,やせ我慢くらべか誰も疲れたとは言い出しません。長命寺桜餅を食べて疲れを癒し,浅草(16:10)から日本橋へ。日本の道路の原点をバックに記念撮影し(17:10)、暮れかけた銀座の丸善を通り,銀座7丁目の金春湯についたのは5時半でした。10時間におよぶウォークを終えて、暑〜い一風呂を浴び、新橋のスナックで打ち上げです。この後,帰りの電車で私は疲れと酔いすぎで倒れてしまいます。
足マメ対策はばっちりでしたが,来年はアルコール対策を講ずる必要がありそうです。
奥日光クロカンスキーハイク(2月8日,栃木県日光市,晴)
今年最初のハイキングは,念願のクロカン(XC)スキーでのハイキングです。奥日光の戦場ケ原の周辺をお散歩することにしました。三本松の土産屋でXCスキーセットを借りて,まずは光徳を目指しました。私は2度目のXCスキーなので,まあまあの格好です。カミさんは初体験ですが,少しすると慣れたようでスイスイと良い調子です。このあたりは公認スキーコースもせっちされていました。昨年夏に体験した,光徳牧場のアイスクリームを目指したのですが,コースを間違ったのか,たどり着けませんでした。1時間半ほどたっぷり汗をかいて戻ってきて,お約束のキムチ鍋です。ビールの味も最高です。消費したエネルギーをたっぷりの昼食で補った後は赤沼から小田代が原を散策します。暖かい日だまりの中,時折聞こえる鳥の声とXCスキーの滑走音だけです。ゲレンデスキーのあの騒音には辟易しますが,ここは全くの別世界のようです。しかし,さすがに疲れてきたようで,ちょっと油断すると踵に体重が掛かり,平らなコースでもスッテンコロリンの連続です。腹が立ち,やがて情けなくなり.... それでも気を取り直して,慎重な滑り(歩み?)で戻ってきました。今日学んだこと:XCスキーで滑ろうと思わないこと,あくまでも歩く,歩くを心がけること。
恒例の温泉は清滝の「やしおの湯」です。ストックワークで疲れた腕と,雪を踏みしめて痛くなった太ももの付け根をセルフマッサージしながら,ゆっくりとつかりました。行きがけに見かけた宇都宮環状線のイタリヤ料理店「セイシェル・アリタリヤ」でディナーをとりました。木の子がたくさんのピザはほんのりと甘く,トマト味の野菜パスタはズッキーニの歯ごたえがよく,とても良い味でした。

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