2004年サイクルレース
- 2004取手グランプリ(12月31日,取手競輪場,雨)
- 第7回の取手グランプリは暮れも押し迫った大晦日の,それも霙交じりの雨のなかで行われました。この悪条件でも6名が集まりましたがS級,A級の2レースが成立しないので,S級とA級にそれぞれ3名が割り当てられて同時出走のレースとなりました。役員さんはこの寒さ(2度でした)が我慢できないと見えて,選手のウォーミングアップの時間も十分に取らさずにスタートさせたがっています。金網に6名が掴まってスタートする4周回のレースです。誘導は本物のS級の大薗選手です。今年も車番5で出走しました。玉石混交ということでしょうか誘導のスピードは上がりませんが,残り600mで離れていきます。しかし,体が温まっていないし,路面は濡れているので滑っての落車が恐くて,まるで気力が湧きません。まあ,ケガしたら家人に言われることは分かっているので,二人が抜け出ましたがそのまま追わずにゴールです。まったくやる気のない,不完全燃焼もいいとこでした。結果はS級3位でした。
- 日本スポーツマスターズ2004(9月25,26日,福島県泉崎国際サイクルスタジアム,晴,雨)
- この日のために,日本自転車競技連盟に選手登録をしました。で,参加は茨城県代表ということになります。ユニフォームも大会規定で茨城県のものを購入しました。会場は天下一の38度カントを持つ333mバンクです。上からのぞくとまさに絶壁です。ホーム,バックの直線部分もカントがついているではありませんか! 出場種目は5部(55〜59歳)の3km個人追い抜き競走と1kmタイムトライアルです。
一日目の3kmIPはスタートもふらつかずにまあまあの出だしです。しかし,ちょっと脚を緩めたり,気を緩めたりするとすぐにインに落ちていきます。それで,ハンドルを切るというしぐさが繰り返されるとふらつきます。2周はなんとか,5周でようやく半分が終わりますが,「そろそろお休みしたい」とからだは言っています。なだめすかしてゴールを迎えようとした時に,相手のゴールのピストルの音でした。終わってみたら「何〜。ビデオが回ってないって」。ここはぐっとこらえないと,明日の千トラを撮ってもらえないので... またしても,ブロンズメダルでした。
二日目の1kmTTは雨です。スタート補助員が「白と赤い線の上は滑るから,遠くなっても赤い線の外を回ったほうが良い」と忠告してくれます。(前日の16kmポイントレースで2度の大落車があり,8人がリタイヤしています。)スタートの合図でここは思いきり踏んでいきます。が,すぐにコーナーに入り,立ち漕ぎでふらつきます。以前に注意されたようにサドルの前に座ることを心がけて,一心不乱に(本人はそのつもりですが) 回します。が,またもや20秒の壁にぶち当たりました。QuickTimeムービーで1kmTTをご覧下さい。
- 3km個人追い抜き競走 5部 第3位 4分28秒857 (40.170km/h)
- 1kmタイムトライアル 5部 第3位 1分22秒882 (43.435km/h)
- JCRC 2004年度第3回トライ・ザ・バンクin大宮(8月1日,大宮双輪場,晴)
- 二年ぶりの大宮でのピストレースです。一昨年はここで1kmTTのベストをだしたゲンの良いバンクです。1kmTT,ケイリン,5000mスクラッチに参加しました。試走をしてみると,どうも調子が良くありません。周回を重ねても大殿筋が張ってくるような調子です。で,ローラーでたっぷりと汗をかいて臨んだ1kmTTですが... 第2コーナーを回ってすぐに尻を下ろします。バックは向かい風で,気分はまるで盛り上がりません。なんとか半分をすぎますが,またもやバックの向かい風で完全にタレてしまってます。止めたい,止めたいという脚をなだめつつゴールしますが,メーターは41km/h。立っていられないほどの乳酸の酸っぱさ(?)をたっぷりと味わいました。
ケイリンの予選は同僚の大捲りをじっくりと眺めつつ,最後のゴール勝負で決着がつきました。見事(?)予選通過です。1kmTTでウォームアップが完全に出来ていたようです(本当は逆になって欲しかったのに!)。午後のスクラッチ予選は2000mで行われました。ここで,スケベ根性を出して,次のケイリン準決勝のために流してしまいました。というと格好良いけど,まともに張り合うメンバーじゃないです。さて,ケイリンの準決勝です。ホルダーのJCRC理事長が,先導は早いですヨとかいろいろ言われますが,先刻承知です。ジャンが鳴ってスピードが上がります。そままバックまでは付いていきますが,3コーナーに入る時は集団と離れてしまいます。まったく相手にしてもらえません。息子の歳ほどの選手とじゃ話にならないヨ,っていってもネ〜。
- 1kmタイムトライアル 1分23秒85(39位/51名)
- ケイリン予選3位
- ケイリン準決勝6位
- 5000mスクラッチ予選11位
- CSC 2004 マスターズ・障害者自転車競技大会(7月18,19日,伊豆市,晴)
- 今年の大会はカテゴリーE(50〜54歳)以上のタイムトライアルは500mとなりました。一日目の500mTT,ケイリンと二日目の2km個人追い抜きの3種目に参加しました。今回のディスクホィールは自前ですが,果たしてその効果はあるでしょうか? QuickTimeムービーで走り(あがき?)をご覧下さい。まずはケイリン予選です。大会は年々盛況になり,今年のカテゴリーFは予選がありました。アマチュア規定で誘導は45km/hまで引いて退避します。ここから一端ペースは落ちて,どこで踏んだら良いのか迷ってしまいました。3コーナーから踏み始めたのですが,なかなか追いつけず,ようやく最後に半車輪差で予選通過となりました。マークが甘かったので,ヒヤヒヤしました。最後のモガキをご覧下さい。
ケイリン予選でようやくからだが戦闘状態になりまして,500mTTに挑戦です。ギアは49Tx15Tにセットです。40秒を切るのが目標でしたが,あと一歩でとどきませんでした。また一つ壁が出来ました。
ケイリン決勝は3番手で3コーナーに突っ込みましたが,先頭が外側に押し出してきます。さすがの中村仁さんもやられてしまいました。気がつけば,前がすっぽり空いた花道が出来ています。思いきり踏んで,内側を捕まえることができました。このレースは審議となりましたが,厳重注意で済み順位は変りませんでした。棚ぼたともいえる3着でした。
二日目の朝一の2kmIPは,大会当日のコミュニケでメーター類装着が禁止されました。さて,ペース配分をどうしようかと案じます。予定では3分を切りたいので40km/hを考えていたのですが。とにかく,軽めにスタートしてホームでDHバーを掴みます。3周目になって考えました,休もうか,踏むべきか? 結局,休む事にしましたが,4周目になって大殿筋に乳酸が溜まってくるのが分かります(そんな感じ)。最周回はスピードアップ(したつもり)もままならずでしたが,目標の3分の壁は越える事ができました。この種目が一番きつかった。
- カテゴリF(55〜59歳)500mタイムトライアル 第3位 40秒560
- カテゴリF ケイリン決勝 第3位
- カテゴリF 2km個人追い抜き 第3位 2分53秒019
- 第50回茨城県自転車競技選手権大会(7月4日,取手競輪場,晴)
- 先週のヒルクライムで少々へっこみ,その後遺症(?)で乗り気はしてないのですがピスト競技に挑戦しました。59回の国体選考大会を兼ねていますが,どうもこちらはお呼びでないようです。ウォーミングアップでデルニーに付いて47km/hまで回します。ギアは48Tx15Tですが,思ったより調子は悪くないとの予感あるいはスケベ根性が芽生えてきます。まずはケイリン予選です。ギアは50Tx15Tに変更します。こちらは全く勝ち目がないので,続くタイムトライアルのウォームアップのつもりです。最後尾での(多分)ゴールですが,4コーナーでも集団から離れずに付けました。いよいよ,1kmTTです。起床時の予想では23秒出せれば良いか,でしたが... ギアを48Tに,ハンドルをDHバーに取り換えます。バンクは相変わらずのバックでの向かい風です。全員がバックからのスタートですので,ゴールは追い風になります。出だしはいつもよりも加速がよくありません。プロならば,キレがない,なんて言うんでしょうね。最後の200m はゼイゼイハーハーです。久しぶりに,ケツ割れを経験しました。またもや20秒の壁にあたりましたが,ヒルクライムのトレーニングばかりだった割にはまあ,まあの成果でしょうか。サドルが低く感じたので,ギアは49Tの方が良かったかなと思いました。某大学チームの自転車競技の監督をしている大学時代の後輩からのアドバイスは,短い距離(150m, 250m, 300m)のスタンディングを量をこなして,レース2週間前から質の練習(休息をたっぷり取って)に切り替えると良いとのことでした。さて,さて。
- ケイリン 予選7位落選
- 1kmタイムトライアル 1分21秒32
- ツール・ド・美ケ原高原自転車レース大会2003(6月27日,浅間温泉〜美ケ原頂上,曇り)
- 昨年は器材の故障で不本意(?)なタイムであったので,リベンジすることにしました。雨は降らないものの高原の上の方は霞んで見えます。15%の劇坂も38Tx27Tでクリヤーし,いつものレースでお目にかかるライバルと抜きつ抜かれつで美鈴湖を過ぎていきます。が,やがて8キロあたりで辛くなりライバルからは離れて行きます。ようやく,武石峠のバス停ですが,早くも気力は萎えています。下りコースでも30km/hがせいぜいです。ようやくゴールを迎えましたが,脚が引きつりそうです。昨年からのオフシーズンのレジスタンストレーニングも効力がなくなったようです。記録は昨年よりも1分遅いタイムでした。今年も21Tをふむ場面が少なく,メータは10km/hを下回る数字ばかりでした。ハートレートモニタの記録でみると,もっと踏んでいけるんじゃないかな〜と思いますが...
- 男子Eクラス 1:33:49 クラス順位 29位(132人完走),総合順位 653位
- 第38回八方が原ヒルクライム(5月23日,栃木県矢板市,曇り)
- 美ケ原ヒルクライムの前哨戦とばかりに2年半振りに八方が原にやってきました。例によって申告タイムの遅いほうからのスタートですから20番目となります。スタート後しばらくはほとんど平地でやがて登りが始まります。あたりは靄っていてウェアがしっとり濡れますが,気温はそれほど高くありません。次第に高度を稼ぎつつ,前を何人か抜いていきます。道幅が広くなるとそろそろ中間辺りでしょうか。からだも次第に熱くなってきてHRは170bpmを越しています。学校平近くになると太陽が出てきて気温は上がってきて,荒れた路面をダンシングで上がっていきます。このところヒルクライムでダンシングなどやったことがありません。ここら辺りが一番きついところでした。学校平で左折して勾配はやや緩やかになりますが,もはや集中が切れかかっています。ここで,踏んでいかないとだめなことは分かっているのですが。脚が回りません。やがて,ツツジに囲まれたゴール付近にたどり着きますが,今日はゴールがなかなか見えません。ようやくのこと,13.5kmで900mの登りを制しました。平均心拍数は168bpmで最大が178bpmとなかなかのコースでした。前回よりも11秒遅いタイムでしたが,美ケ原の感触は掴めたようです。今日は48Tx23Tで行きましたが,美ケ原の劇坂では27Tが必要のようですね〜。
- 56分40秒 19位/38人完走
- 第41回茨城県サイクル大会(5月9日,取手競輪場,曇/雨)
- たて続けのレースですガ,今日はトラック競技です。昨晩,49Tx15Tのギアをセットしてあります。出場種目は1kmTT,ケイリン40歳の部とチームスプリントです。今日の風はホームが追い風です。
1kmTTのスタートは良い感じで,200mまでスタンディングで行きますが,ここで50km/hしか出ていません。DHバーのポジションもようやくしっくりときて,600mも持ちこたえています。今日は800mまでどうやらもって行けそうです。この次点でメーターは43キロを示しています。前回よりもよさそうなタイムで,一瞬「やったかな」と思いました。最後の半周で追い風になっているはずですが,そんなことは感じられません。で,ベストタイムにほんのわずか及びませんでしたが,20秒はお預け。
ケイリン予選はプログラムをみると強豪揃いです。まずは3番手に入ります。ジャンが鳴ってホームで,一丁前に,隣を伺ったりして,余裕を見せます。しかし,3コーナーでは集中が切れて追う気が起こりません。そのままゴールです。前回でケイリンの面白さを知ったのですが,今日は元の木阿弥となりました。
チームスプリントは第3走者で走りました。スタートから第2走が切れてしまって,3周回でもがいてもダメでした。まあ,お楽しみレースですから。
- 1kmタイムトライアル 1分21秒01
- ケイリン40歳の部 予選4位落選
- チームスプリント(取手サイクルクラブB:玉井,日高,高井)
- 筑波8時間耐久レース(5月3日,筑波サーキット,雨/曇)
- 7年ぶりに耐久レースに参加しました。クルーは三連勝シニアチームの精鋭(?)です。ライダー5人の平均年齢は58.6歳です。ミーティングでは走行ラインを変えないこと,コーナーの立ち上がりで踏んでいくこと,とにかく小判鮫作戦で行くこと,始めは30分の責任周回で行くことなどを確認しました。とは言え,還暦を過ぎたお二人には辛いことでしょう。年甲斐も無く,おふざけのヘルメットキャップをつけて,朝からの霧雨で肌寒い中をスタートラインに並びます。ゼッケン23番なので,先頭集団に入りやすいポジションです。始めの30分を10周(40.74km/h)で廻ってきて,これはお楽しみじゃない,ことをクルーに体で示しました。始めのうちは次回までに2時間くらいの余裕がありましたが,やがて監督の指示で還暦組は5周回,3周回に減っていきます。第2ラウンドでは危うく落車を避けることができましたが,集団から置いていかれてしまいます。第3ラウンドも思いのほか快調です。7年前のタイムを上回っているではありませんか。しかし,第4ラウンドは脚の合う集団が見つからずに,一人旅モードになってしまいました。結局は4ラウンドで40周回を2時間5分43秒で走り(39.04km/h)ました。これだけのメンバーで36.42km/hで走れたといううことは驚きです。
- OXFクラス クラス4位 総合75位(出場329チーム) 143周/8:01:30
- 第1回茨城県自転車競技連盟記録会(4月29日,取手競輪場,晴)
- 今年度は日本自転車競技連盟の登録選手としての出場です。種目は200mハロン,1kmTT,4kmTTです。ギア比はすべての種目で48Tx15Tでいくことにしました。200mハロンはまだ(?)体が動きません。スタートで完全にトップスピードに達してないのが分かりました。千トラの出だしは良かった感触ですが,ディスクが重いんじゃないの,とは周りの声です。200mまでスタンディングで行くつもりが100mちょっとで座ってしまいます。最後は黄金のタレとなり,ヘロヘロでゴールにたどり着きました。大腿四頭筋は乳酸が溜ってコチコチ,咽は痰が切れずに空咳の連発。4kmTTのスタートは力まずに上手くいきました。今回はスピードメーターを見ながら40km/hを目標にしていきます。4,5,6周回が垂れましたが,その後はスピードアップしてゴールとなりました。1kmTTよりも楽に走れたと感じました。ま,昨年の記録会よりもいずれも良い記録でしたが,冬の筋トレの効果は発揮されなかったようです。1kmTTは筋トレよりも,1分以上のモガキトレーニングが必要なんでしょうか?
- 200mハロン 13秒78
- 1kmタイムトライアル 1分22秒50
- 4kmタイムトライアル 6分06秒76
- JCRC第2戦(4月25日,群馬CSC,晴)
- 数日前には真夏日を記録したというのに,今日の群馬は気温は10℃そこそこの肌寒い陽気でした。アップのローラーで汗をかいて,桜が見送るスタートラインに着きます。1周目でトップはすでに独走で,やがて2位もスパートしていきます。。2周,3周と集団の先頭を引きますが2位とは15秒の差で第3集団は団子状態です。先頭を走るとコーナリングも思うようなラインが取れて楽です。体も思った以上に動きます。心臓破りの丘もゼイハアなしに登れます。ところが最後の200メートルのゴールスプリントで後ろから捲られて集中が切れ,踏もうという気が起こりません。集団の最後尾でゴールとなりました。しかし,レース運びは自分で満足できるものでした。ですが,心拍データを見ると170bpmまで行っていません!? これじゃ楽なわけです。もっと前を追わなくてはいけなかったレースですね。
レース後は水上に足を伸ばしました。利根川の水は澄み,谷川岳はまだ冬化粧です。(あまり旨くない)三立て蕎麦を道の駅で食べて,湯テルメ・谷川で汗を流しました。この辺りの温泉はどこも500円のようです。帰路の橋の上から利根川をのぞいてみると,ラフティングを楽しむ(?)人々がいました。
- Oクラス 3周(18km)第8位 34分14秒254(完走13名)
- JCRC第1戦(3月27日,日本CSC,晴)
- 今年の初めてのレースです。JCRCとしては久し振りの順回り(チャレンジ回り)です。Oクラスは9名の参加者でした。1周目の始めの登りまでは先頭に付いていけたのですが,例によって下りで次第に離されていきます。心臓破りの丘では早くも一人旅がはじまります。2周目の登りで応援するカミさんが「8位ヨ〜」。考えてみればビリから2番目じゃないですか。それでも気を取り直して,前がみえている7位をひたすら追います。2周目で彼をパスして7位となり,3周目にはいったら,何と何と,前を行く5,6位が目前に見えてきました。ゼイゼイ,ハーハーを必至に押さえて,涼しい風を装って彼らをぴったりマークしていきます。最後の登りで前に出てそのまま脱兎のごとく下り坂のゴールスプリントに入りました。目の隈に後ろがチラチラ見えましたが,そのまま半車輪差で5着を取りました。
99年の自己ベスト32'03"を大きく更新する31'41"776でした。この冬のレジスタンストレーニングの特訓が効を奏したのか,より重いギアでの登りとゴールスプリントの粘りが発揮できました。ラップを見れば,10'33",10'47",10'22と,何と,最終回が一番良いタイムでした。前半を押さえて上手く走れたというべきか,力の出し惜しみをしていたというべきか.... 心拍をみるとやはり始めの1周はエンジンがかかっていないようですね。しかし,このペースだからラストの粘りが効いたのかも?
- Oクラス 3周(15km)第5位 31分41秒776(完走9名)