2003年サイクルツーリング

印旛沼ツーリング(11月9日,千葉県印旛沼,曇り)
三連勝シニアチームの今年最後のツーリングは,当初の計画では房総風土記の丘でしたが,今にも泣き出しそうな天候のために途中の印旛沼までとなりました。今回はピストレーサーに前後ブレーキをつけて49×17Tのギア比で参加しました。そのために,いつものように先行ダッシュしてメンバーの走行中の写真撮影がかなわず,ひたすら皆さんに離れずに付いて行くというかたちになりました。
バードウォッチングの大会で朝から賑わう我孫子の手賀沼親水公園をスタートして,千葉ニュータウンに向かいます。道路も建物も真新しい,文字道理のニュータウンです。ここでしばしの小休止。固定ギアでフウフウいいながら,印旛沼を見下ろす小高い丘に着きました。ここが師戸城址で,まずはハイ・チーズ。対岸に見える風車を目指して,印旛沼サイクリングロードをひた走ります。佐倉ふるさと広場で休憩を取り,風車リーフデをバックにパチリ,パチリ。ゆっくりしたいところですが,雨に降られないうちにということで,昼食はおあずけで手賀沼に戻ることにしました。
本日の行程は,73.81km,3時間40分(実働)でした。幸いなことに雨にはふられませんでした。ピストでの参加はさすがに疲れ,ちょっぴり後悔しました。
筑波・霞ヶ浦ツーリング(8月2〜3日,小貝川・筑波・恋瀬川・霞ヶ浦サイクリングロード,曇り/晴れ)
今日はお泊りでのツーリングです。我孫子を出る頃はそれほど暑くもない天気でしたが,宿に着いてみれば真っ赤に焼けた腕と脚でした。
走り慣れた小貝川サイクリングロードを一路,下妻の小貝川ネーチャーセンターへ走ります。ここで,メンバーの一人と合流するのですが,さて出発となっても柱とバイクを結ぶワイヤー錠の鍵が見つかりません。ままよ,とワイヤーカッターを借りていざパッチンというその時に,帽子のなかから手品のように鍵が出てきて一件落着。筑波りんりんロードにはいり,雨引観音でカテゴリー1級の登りです。安産の神様にみんなでお参りして,腹の虫をなだめながら昼食に向かいます。
腹ごしらえの後はフルーツラインを快走し,今日のゴールの朝日峠の頂上を目指します。汗をかいた分だけビールが上手いことは言わずもがなとばかり,最後の登りにアタックします。ようやく着いた旅館で汗を流したあとは。まずはビール。そして,いよいよ懇親会の始まり,始まり。それぞれの持ち歌を自慢の喉で歌い上げ,飲んで食って今日一日の疲れを癒しました。締めくくりの歌は「青春サイクリング」でした。今日の行程は112.26km,実働時間は5時間39分でした。消費したカロリーは1478kcalでした。
翌日は朝からの快晴,この日は全国で軒並みに35℃を越えるこの夏一番の暑さでした。筑波山をバックに恋瀬川サイクリングロードを霞ヶ浦に向かってひた走りです。車も少なく,追い風を背に受けルンルン気分で走ります。昨晩の酔いもすっかり醒めて気持ちの良い空気を切って走ります。霞ヶ浦サイクリングロードはまだ完成してなくて,蓮田の間を縫って走ります。つい,先だっての辛い霞ヶ浦マラソンのコースを信じられないスピードで駆け抜け,土浦,牛久と走ります。そして,お目当てのシャトーカミヤでのBBQの昼食です。もちろん地ビール付きで。ここで,カミさんも飛び入り参加して花を添えます。私はここから,自宅に直帰しましたが,残りのメンバーは陸前浜街道をひた走り,我孫子に向かいました。今日の私の行程は71.30km,実働3時間28分で764kcalを消費しました。
渡良瀬遊水池ツーリング(5月11日,利根川・運河・江戸川・渡良瀬サイクリングロード,曇り)
参加者が増えてますます賑やかになる三連勝シニアチームのツーリングです。利根川サイクリングロードから,利根川と江戸川を結ぶ利根運河を軽く足慣らしをしながら走ります。運河は初めてのコースですが緑が深くとても気持ちの良いサイクリングロードです。昭和の初期までは1日100隻の船が行き交ったそうです。江戸川サイクリングロードに入ると軽い追い風にも恵まれて35km/hのペースで飛ばします。全くすごいおじさんたちです(あっ,おばさんも約一名)。利根川と江戸川が分かれる関宿で休息を取ります。私は柏餅を2個ほおばってエネルギーの補充をします。利根川サイクリングロードをさらに走り,三国橋を渡って渡良瀬サイクリングロードから渡良瀬遊水池までを一気に走ります。ここ遊水池は数年前にデュアスロン大会で2回訪れています。ちょうど開催されていたカヌーの高校県大会をみんなで応援です。30分ほど休憩して引き返し,境町の道の駅で遅めの昼食をとりました。私も皆さんに倣って(?)ビールでのどを潤しました。本当は酒気帯び運転になるのですが... 境橋を渡るところでメンバーのバイクのメカトラです。チェーンのコマが破損して,さらにリヤーディレーラを壊し,なんと,エンドを折ってしまいました。チェーンを直結して応急処置をしましたが,自転車屋顔負けの手際のメンバーもいます。そこから帰りコースは,見上げる頭上のグライダーにとっては良い風でしょうが,自転車にとっては嫌な向かい風です。いつしかスピードは20km/hになりメンバーもばらけていきます。運河入り口で全員そろって,そこでリーダーは解散を宣言します。私たちはさらに我孫子まで走り,無事に出発点にもどりました。134.26kmを8時間43分(実働6時間04分)かけてのツーリングでした。消費したエネルギーは1985KCalとなり,体重は1kgくらい減っていました。ビールと寿司で補充したあとはコテーンとなりそのまま朝を迎えました。
お花見ツーリング(4月6日,茨城県小貝川サイクリングロード,晴れ&強風)
前日は一日中降っていた雨も当日の朝には上がり,三連勝シニアチームのお花見ツーリングにうってつけの天気となりました。それぞれが胸のうちに「俺の日ごろの行いのせいだ!」と思ったに違いないでしょう。8時前に我孫子を意気揚々と出発しました。まずは柏市のあけぼの公園での花見です。新大利根橋を渡る時はまっすぐに走れないほどの横風に怖い思いをし,ようやく小貝川サイクリングロードに出たものの,横風,向かい風で難儀をしました。福岡堰でパンクで遅れたメンバーと合流し,遊歩道を歩きながら5分から7分咲の桜を愛でました。石下町の春子屋では名物団子とお茶のご馳走になり,思わず財布のヒモを緩めてのお土産買いです。豊田城を復元したような博物館のロビーで強風を一時しのぎました。そこから,道を間違えて反対方向にいってしまうおまけ付きでしたが,ようやくつくば市の金村別雷(わけいかずち)神社についてのお弁当です。ここの桜はまだ5分にも満たないようでした。風を避けて草原での輪になってのお弁当タイムが一番の楽しみは私だけではないようでした。ここから予定を変更し(下妻市の小貝川ふれあい公園が当初の目標),帰路につくことにしました。帰りのサイクリングロードも横風にあおられ,散々でした。84.19kmを7時間30分(実働5時間)かけてのツーリングでした。ちなみに消費したエネルギーは1155KCalとなっていました。脂肪が燃焼したならば(たった?!)165g痩せたことになります。これをビールで補充したことは言うまでもありません。
不動峠ツーリング(3月16日,茨城県つくば市,晴れのち曇)
三連勝シニアチームの今年の本格的なツーリング第一弾です。利根川を横切り,小貝川を上って横切り,桜の名所の福岡堰で一休みです。つくばの研究所をいくつか見送り,筑波山が間近に迫ります。関東の名峰筑波山はややかすんでいますが,これから攻める不動峠の道筋がかすかに見え隠れし,メンバーの意気は高まります。不動峠は距離3.85km,標高差270mで平均勾配7%のカテゴリ1級の峠です。15f分で上がればまずまずでしょうか。ヤングとシニア選抜が先行してスタートです。写真の1/3地点ではまだまだカメラにポーズをとる余裕があります。青息吐息で頂上について,やれやれの一服。有料道路のパープルラインを登り,風返峠に至り,筑波山神社を過ぎて梅園で梅見です。今日は満開の日和で,つくばの梅娘と一緒に和やかなショットを。時間の都合で,コンビニで食料を調達して筑波山駅(廃線となった土浦〜岩瀬の40kmの筑波山鉄道は今ではりんりんロードになっています)で昼食です。さすがにの紳士の皆さんにはビールで飲酒運転の不埒者はいません。ここからつくば市の田園風景を眺めながら再び朝の福岡堰で小休止。4時半に我孫子に無事に到着しました。走行距離115.78km,実働時間5時間37分47秒というツーリングでした。お疲れさまでした。
成田山初詣ツーリング(1月12日,千葉県成田市,晴れ)
三連勝シニアチームの2003年活動開始です。我孫子を8時に出発して成田山新勝寺,宗吾聖堂,麻賀多神社を詣でる92.91km,4時間31分24秒のサイクリングでした。成田山はこの時期でも初詣客でにぎわい,残念ながら大僧正の講話を聞けませんでした。私にとって宗吾霊堂は初めての訪問でした。私の年代では佐倉の有名人と言えば宗吾ですが,いまではあの長嶋さんだそうです。麻賀多神社の公津の大杉は樹齢1400年だそうで,人面杉としても知られているそうです。言われてみると幹になにやら優しい人の顔があります。昼はラーメンと半チャーハンと餃子を平らげました。カミさんも食欲モリモリでした。印旛沼のサイクリングロードを走り,里山に入り気がつけば手賀沼にいました。最後は向かい風でちょいとつらいゴールでした。それにしてもシニアの皆さん(私よりも上の)は強いですヨ。

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