上腕骨の断面形状
大・小結節の下部で体(上腕骨体)に移行する,この部が外科頚 surgical neck(骨折が多い部という)である。外科頚での断面は円状であるが,顆(上腕骨顆)に向かうにつれて断面形状は扁平になっていく。三味線や琵琶のばちに似ているといえよう。もっとも扁平になったところには穴(滑車上孔)があいていることがある。