2003年ハイキング/トレッキング

富山(12月21日,千葉県富山町,晴,350m)
今年最後のハイキングに日だまり,水仙,温泉,魚が楽しめる房総の富山(とみさん)を充てました。まずは,南総里見八犬伝の伏姫籠穴を訪ねます。数年前に皇太子夫妻が富山を訪れたために立派な山門ができたそうです。渓流に沿って日だまりの林道を登っていきます。林道の終点からはず〜っと階段が続いてイヤになります。ようやく階段が終り,北峰の展望台を目指します。眼前にど〜んと富士山が現れ,思わず歓声が上がります。見渡せば,伊豆半島の天城山とその先の伊豆大島,目を凝らせば更に先には伊豆七島のすべてが見えます。近くには鋸山も見えます。今日はお約束の鍋とビールではなく,カップラーメンです。というのはこの後のご馳走のためなのです。
ここから南峰にまわり,すぐには下山せずにちょっと遠回りをしてみることにしました。ミカン畑を歩いて水車小屋にたどり着きますが,回っていません。伊予ガ岳は次回に取っておくことにして,今日は見るだけです。アスファルトの道を黙々と歩いて,水仙街道に出ます。ところどころには菜の花も咲いています。福満寺でコーヒーを一服すれば,やがて出発点に到着です。岩婦温泉(鉱泉)で汗を流したら,さあ,お楽しみの魚です。保田漁港の「ばんや」で寿司と刺し身に舌鼓を打ちました。魚ハンバーグのようなサンガ焼はお勧めです。外に出れば夕焼けの海に富士山のシルエットが浮かんでいました。
仙人ケ岳(12月14日,栃木県足利市,晴,663m)
足利市の最高峰を訪ねました。小俣北町から登りますが,ホタルの里でも有名なだけに水の澄んだに沿って登っていきます。何度か沢を渡るうちに 生不動に着きます。このあたりからは汗ばむほどの 日だまりのなかの気持ち良い登りが続きます。やがて,急な道をあえぎながら上ると熊ノ分岐にたどり着き,仙人ガ岳を目指します。頂上からは男体山を始めとして,皇海山(すかいさん)赤城山がきれいに望めました。ここで,恒例の鍋とビールです。今日はすき焼きです。コーヒーも飲んでゆっくりした時間を過したら出発です。熊ノ分岐にもどり猪子峠を目指します。尾根歩きですが展望は良くありません。しばらく歩くと急に視界が開け眼下に松田湖とダムが見えます。ここからは岩場の尾根が続き,最大の難所犬帰りに行く手を阻まれます。ハナでは無理なようなのでここを巻いてクリヤーします。帰路は足場の良くないアップダウンの連続で膝がガクガクになり,スッテンコロリンもありました。そうこうするうちに落ち葉の林間の小道になり,出発地点にたどり着けました。
お約束の温泉は寄らずに,佐野のプレミアム・アウトレットに寄ってみました。ここは若者向けの衣料が中心になっていて,私には興味が湧きませんでした。
三頭山(11月24日,東京都檜原村,曇/雨,1531m)
奥多摩・檜原村の都民の森の散策に出掛けました。が,入り口でカミさんが指したマップは三頭山(みとうさん)でした。マップをみれば,これから歩くコースは全部が都民の森という範疇にはいるようです?! 奥多摩を訪ねるのは,実に35年振りくらいです。そのころはまだ一緒ではありませんでしたが,カミさんと御前山に登った記憶があります。当時の奥多摩は周遊道路の建設で至る所で登山道が分断されてました。
森林館の脇から登ります。やがて鞘口峠(さいぐちとうげ)に出合います。ここからが本格的な登山道になります。ハナはリードを放すと(本当はいけないかも)さっさと先頭に立ちペースを乱してくれます。気持ちの良い枯れ葉を踏んでブナの路という尾根道を歩きますが,雨がぼつぼつと落ちてきました。東峯の展望台に立ちますが,あたりは靄って視界はゼロです。今日の鍋はチャンコです。ここから中央峰に向かい,そして下りとなります。天候がよければ富士山がみえるそうです。落ち葉の深山の路,そこかしこが岩の石山の路を抜けると,三頭大滝です。滝を見るためだけの,立派な吊り橋があります。ここからはウッドチップを敷き詰めたフカフカの散策路が出発点の森林館までつづきます。
お約束の温泉は数馬の湯です。冷えたからだを800円也で暖めました。昔はバスで五日市から1時間以上もかかった,東京の秘境もいまでは立派な観光地になりました。喜んでいいやら,寂しがっていいやら分かりませんね。
雨巻山(11月15日,栃木県益子町,曇り|晴,533.3m)
陶芸の町,益子を抜けてあちこち迷いながらようやく大川戸の駐車場を見つけました。駐車場には雨巻山(あままきさん)登山のガイドマップが用意されてます。このマップはルートのあちこちにあり,地元の方々の優しさが伝わってきます。駐車場からまずは御嶽山(おんたけさん,433m)を目指します。ここから足尾山(413.1m)が指呼の近さですが,鎖場を降りなければならず,ハナを連れてでは 無理なので諦めて雨巻山に向かいます。やがて,劇坂の登場です。一折りが5m位の九十九折りが続きます。ここをクリヤーすると,ふかふかの落ち葉で気持ちの良い尾根歩きです。ハナはいつも先頭に立ってくれます。雨巻山頂は南側が開けています。大きなベンチが整備された気持ちの良い山頂です。晩秋から冬のハイキングのお約束の,鍋とビールのお昼です。ここからやや急坂の尾根を下り,三登谷山(みつとやさん,433m)です。木立の間に見える山は,いま登ってきた雨巻山でしょうか? ここから再び尾根を下り,出発地の大川戸駐車場にもどります。
ここは春から夏にかけていろいろの花々や花木が見れるそうです。今日はふかふか落ち葉の快適な山歩きでした。帰りは益子で皿を6枚買い,ニュー益子温泉ホテルで汗を流しました。
宝鏡山(小田山)(10月18日,茨城県つくば市,晴/曇り,461m)
ちょっとお散歩ていどの軽い気持ちで,市内小田の宝鏡山を訪ねました。コースの始まりにある鎌倉時代のお地蔵さんに無事を祈願して,稲刈りの終えた田んぼをしばらく歩きます。登りにさしかかり,整備された竹やぶの中を進むと,に出会います。この辺りから,お散歩ではなくなり,またまた準備不足を後悔します。頂上まで1キロあたりから険しさが増し,汗だくになりました。山頂には電波の中継塔がたち,そこからはぱーっと霞ヶ浦の展望が開けます。反対側には筑波山も見えます。塔の脇には立派な宝篋塔が立っています。小田山の別名はこれに由来するのでしょうか。ハナちゃんの水筒から水を分けてもらって飲んで,中継塔の脇から別の下山路をえらびます。これが登りとは打って変わって歩きやすい道でした。およそ1時間で愛宕神社につくと,すぐにR125でした。今回は風呂には寄らずに,空きっ腹を満たしに,小町の里の蕎麦を食べに行きました。
ニセコ・アンヌプリ(10月6日,北海道ニセコ町,晴|雨|雪,1308.2m)
結婚30周年の北海道旅行にニセコの紅葉を味わいに出掛けました。前夜の雨は止んで,気温は低いものの絶好のハイク日和です。五色温泉を起点・終点にするアンヌプリの往復ルートを取りました。8時15分にスタートし,しばらくの登りは岩が多いもののしっかりと整備された路です。30分足らずで遭難者の碑がある920mの展望所です。振り返ればあたりは一面の紅葉です。ナナカマドも真っ赤に色づいています。頂上へもう少しというころに雨が降り始め,やがて霙になりとうとうになってしまいました。今回は手袋以外は万全の仕度でしたので,そのまま頂上を目指します。頂上は強い風で,周りは何も見えません。楽しみにしていた羊蹄山もダメです。避難小屋で少し休憩して,そのまま下山することにしました。途中で晴れて,ふと見るときれいな虹です。ふもと近くで再び雨に見舞われて,11時には下山してしまいました。冷えたからだを,500円の入湯料を払って,五色温泉で暖めました。露天風呂からみるアンヌプリは晴れ渡っています。悔しいですが,自然ってこんなんでしょうね。いっぺんに色々な自然が体験できたことを思い出に残すことにします。
刈込湖・切込湖(9月23日,栃木県日光市,晴)
久しぶりの秋晴れに誘われて,日光の人気ハイキングコースを訪ねました。バスを連ねての団体さんにハナちゃんは人気を一人(一匹)占めでした。湯元の泉源の脇から登りはじめて1時間あまりで刈込湖に着きました。砂浜の湖畔でお昼にしました。空はあくまでも澄み渡り,いろいろなの様子を楽しみました。刈込湖につづく切込湖は訪れるハイカーは多くはありません。木陰に入るとひんやりした空気です。聞けば昨晩は戦場ケ原で初霜,初氷が観測されたそうです。再び1時間ほどで涸沼に着きました。夏の花の盛りの名所だそうです。広々とした景色に疲れも忘れるほどです。山王峠からは,朝は隠れていた男体山がくっきり見えました。こんな景色を前にしてのコーヒーは最高です。急な階段を下り,ダケカンバの林を抜けると,終点の光徳牧場です。アイスクリームと牛乳が待っています。ここにデポしたMTBで湯元までの5kmをクルマをとりに戻ります。ふたたび,光徳にもどりホテルで温泉に浸かり汗を流しました。タオル付きで1000円はチと高いか? さて,帰ろうとするとバス停で終バス(日光駅行きは3時半)に乗り遅れたハイカーがいます。声を掛けて,日光駅まで送りました。竜頭の滝,中禅寺湖畔の低山も捨てがたい魅力のある山だと伺い,またの計画に取り入れることにしました。
大平山・晃石山(9月7日,栃木県大平町,雨,346m・419m)
ブドウの産地で名高い,大平町を訪ねました。大平町の資料館を起点,終点として大平山から晃石山(てるいし)山へと続く小さな山並みの稜線を歩いてみました。大中寺(雨月物語に出てくる由緒ある寺だそうですが,見過ごしてしまいました)から大平神社に登る道は舗装されており,MTBに良いトレーニングコースでしょう。陸の松島といわれる景勝地を望める謙信平は雨で視界ゼロ。でも,三大名物の焼き鳥,卵焼き,団子で慰めました(もちろんビール付きで)。ここから大平神社への石段はちょっと難儀しました。大平神社でお参りをして,晃石山への稜線を歩きます。あいにくの雨でしたが,予想以上のハイカーに出会いました。晃石神社から清水(せいすい)寺への下山路はゴロゴロ岩の道で,登山靴を履いてこなかったことを悔やみました(クルマには積んであったのに)。清水寺の十一面観音様にお参りして,舗装路を出発点に戻ります。資料館は古墳から出土した船型木棺や人骨の展示も有り,また,隣の戸長屋敷もなかなか見どころがありました。
志賀高原池めぐりコース(7月29日,長野県志賀高原,曇り)
家族旅行で夏の志賀高原を訪ねました。硯川を起点,大沼池を終点とする8.1kmのハイキングでした。コースは下りを中心としたものでしたから,距離の割には楽でした。天候は曇りで気温は18度と肌寒く,至るところに霧が立ちこめ幻想的でした。観望は期待できませんでしたが,何といっても自然が相手ですからね〜。硯川から,愛犬ハナがいるため,ロープウェイを使わずに徒歩で歩き始めます。渋池までは視界がありましたが,四十八池は霧に霞んでいました。収穫は道端に見つけたギンリョソウでした。大沼池では一時霧が晴れて,エメラルドグリーンの水面を見ることができました。翌日の田ノ原湿原ではモウセンゴケを間近に見ることができました。今回は高原のハイキングというガイドブックを甘く見てしまい,足ごしらえ,ウェアなど十分に整えませんでした。雨にも降られずに良かったです。
津室山・井殿山(5月5日,茨城県御前山村・桂村,320.9m・315m,晴)
相川鉱泉から歩き始めました。津室山の登山口を見つけ稜線を上がっていくと眼前に津室山がそびえ立ちますが余りの急坂で山腹を巻きます。が,これがグズグズのどうしようもないコースです。ようやく反対に回り込み頂上を狙いますが,上ってみれば狭く,まわりも何にも見えないピークでした。早々に引き上げ倒木だらけの尾根道を井殿山に向かいます。井殿山の頂上も展望はなく,朽ち果てた鉄塔と小屋があるばかり。ここで昼食をとりました。下山して林道の終端にたどり着きますが,ここからの下山コースが皆目分かりません。木に巻いたテープを頼りに急坂を降りますが,沢にたどり着いて迷子になりました。ここでスッテンコロリンやら尻餅やら散々な目にあいました。仕方なく這いつくばってハナの尻を押して元の下山路に戻りました。そのままやむなく林道を下って遠回りしてようやく舗装道路にたどり着きました。そこからぐるっと遠回りして相川鉱泉にたどり着きました。14年前のガイドブックはほとんど役立たず,地図でも道は分からずでした。このコースは入山者もなく,踏み跡もほとんど消えていました。全く面白くないものでした。救いはツツジくらいでしょうか?御前山の四季彩館で温泉に浸かって傷を癒しました。
常葉の鎌倉岳(4月27日,福島県常葉・船引町,都路村,967m)
桜が満開の阿武隈山系の常葉の鎌倉岳を訪ねました。萩平からの登りは杉林の急坂でたっぷりと汗をかかされました。途中には誰が断割ったのか奇岩があちこちにあります。石切り場跡からの登りはハナを抱きかかえて上がらなければならないような急峻な道です。頂上からは360°の展望が開け,苦労の汗も吹っ飛びます。彼方には一昨年に訪ねた日山も望めます。再び急坂を下り,石切り場跡からは椚平への道をとりました。ここは明るい開けた歩きやすいコースで,振り返れば鎌倉岳がくっきり見えます。ここを登山路に取ったほうが良かったくらいです。ハイキングの帰りは,あぶくま洞に立ち寄ってみました。仏たちの姿に似た石や月世界を思わせるような不思議な光景が展開されます。ここの帰りは常磐高速を途中下車して十王町の鵜の岬で温泉に入り,地魚の夕食に舌鼓を打ちました。
吾国山(4月13日,茨城県笠間市・八郷町,581m)
カミさんとハナをお伴にカタクリを見に来ました。去年のこの時期はチロがいたのですが... 今年も素晴らしい満開のカタクリです。こんなふうに昼間は開いていますが,日が落ちると花びらは閉じてしまうそうです。マムシグサもちらほら。ミヤマカタバミもよく探せば。今年はめずらしいエンレイソウも目にしました。顔を上げてみれば真っ赤なアオキの実です。初夏のような陽気の好天に恵まれたトレッキングでした。
東京サバイバルウォーク(2月15日,千葉県我孫子市->東京銀座,晴れ)
我孫子駅から東京銀座までのおよそ38キロを歩く「東京サバイバルウォーク」を体験しました。これにカミさんと参加しました。私が所属している我孫子の三連勝シニアチームというサイクルクラブの催しです。全員50歳以上のメンバーです。7時10分に我孫子駅を出発し、手賀沼の武者小路実篤の旧宅を訪れて旧水戸街道を一路日本橋へ。矢切りの渡しについたのはお昼。ここを船で柴又に渡って帝釈天でお参り。とらや食堂で腹ごしらえをして、玉の井などを経由して隅田川に。ここでは長命寺の桜餅を食べて疲れを癒し,浅草から日本橋へ。日本の道路の原点をバックに記念撮影し、銀座7丁目の金春湯についたのは5時半でした。5万9千歩、10時間におよぶウォークを終えて、ひと風呂浴び、新橋のスナックで打ち上げ。
柴又で予防のワセリンを塗ったんですが、左足裏にマメをつくりました。翌日は筋肉痛で階段の上り下りが苦痛でした。しかし,伊能忠敬には負けましたね。50歳を過ぎてから,日本全国を歩いての地図作り。
関東ふれあいの道・千葉県No.2 自然と歴史をたどるみち(1月2日,千葉県神崎町・下総町)
初春の下総台地に神社巡りに出かけてみました。暮れに12年を共にした愛犬チロが逝ってしまったので,ハナだけの寂しいハイキングとなりました。あらかじめ終点の滑河観音に自転車をデポして,JR成田線の下総神崎駅からの出発です。はなっから道を間違えてたっぷりと小一時間の回り道をしてしまいました。おかげで道端で異なものをみつけました。ガイドブックとにらめっこでようやく神宮寺にたどりつき,次なるお寺の立派な常福寺では親切なおじさんがツーショットを撮ってくれました。コースの途中になにやら広々とした景色に出くわしたと思ったら,成田ゆめ牧場でした。ステーキを食べたかったのですが,入場料を払わなければならず,売店のミルクパンをかじって昼ご飯に。さらに田園をテクテク歩き,訪ねた楽満寺でも私は「着がとれますように」,カミさんは「お金が貯まりますように」とお参りです。ふたたび田園をテクテク歩き,森に囲まれた小御門神社ではお神酒をいただきました。案内書には無い新しい道路を歩いて,最後の滑河観音へ。龍正院では無事に自転車が待っていました。ここからJRにそって2駅先の出発地まで逆風をついてサイクリング。車を取って返して,カミさんとハナを滑河駅まで迎えに行きました。暖かくなったら,さぞかし草花がきれいなコースでしょうね。

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